1年ほど前、アメリカのFDA(食品医薬品局)と関係当局が、ファットバーナーとプレワークアウトサプリメントにDMAAと呼ばれる危険化学物質を添加していたアメリカのスポーツサプリメントメーカーを起訴し、営業停止処分としたことがありました。
FDAは現在、アメリカの様々なダイエット製品やプレワークアウトサプリメントに含まれているクエン酸AMP(DMBA)という化学物質に目を光らせています。
クエン酸AMPは構造上、危険なDMAAに酷似しており、人体における研究はなされていません。そのため効果的な用量や危険用量、致死用量などは不明であり、その他の副作用の可能性も不明です。
何も知らない消費者に対し、危険と知りながらもパワフルな化学物質を売るメーカーもメーカーですが、それ以上に恐ろしいのは、ラベルに表示せずに化学物質を製品に添加するという行為です。政府機関が検査を行った製品で、ラベルに表示されていないクエン酸AMPが発見されたケースはいくつもあります。
そんなモラルに欠けるメーカーが存在するのは悲しいことですし、由々しきことです。彼らは利益を上げるために一体どこに境界線を引いているのでしょうか。
残念ながらアメリカのサプリメント業界はほとんど規制されておらず、製品の誠実さと安全性について消費者はメーカーの思いのままに翻弄されています。興奮性のあるサプリメント(興奮成分を含む製品は主にファットバーナーやプレワークアウトサプリメント)を望むユーザーの中には、そうした化学物質を体内に取り込むことの危険性について無知なことが多いのです。
サプリメントを選ぶ際には、信頼できるアンチ・ドーピング検査局によって承認された製品を選ぶか、もしくは認定検査研究所による分析証明書を表示する製品を選ぶのがさらに安全です。HALEOとバルクスポーツの製品はTSP(禁止物質検査プログラム)によってすべて検査していますので、消費者のみなさま、そしてドーピング対象アスリートの方にも安全な製品をお選びいただけます。
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